AT&Tスピンオフ?
訳も分からず、今年の初めに3株購入したAT&T。
楽天証券からこんな通知が来ました!
お持ちの外国株式で払出しが行われる銘柄があります。
以下の銘柄が一般口座に払い出されます。
払出しに伴うお客様の手続きは必要ありません。
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銘柄名 :AT&T
現地コード :T
市場 :NYSE
対象口座 :特定
払出日 :2022/04/11
売付停止期間:-
払出事由 :スピンオフのため※NISA口座での保有の場合は払出されません。
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発表内容は予定であり、変更される場合があります。
日付は全て現地の日付です。
上記払出事由のため、当該銘柄は一般口座に払い出されます。
払出し完了後、保有商品一覧等の資産状況確認画面では、当該銘柄は入庫単価が「−」で表示され、「0円」で計算されます。
なお、払出しによって一般口座に入庫された株式は特定口座/NISA口座に移管することはできません。
そもそもスピンオフとは?
スピンオフ=事業分割。
【会社の一部を分離して別会社とすること】です。
今回のAT&Tは、2018年6月12日にワーナーメディアの買収を行ってますが、そのワーナーメディアを切り離しスピンオフすることになりました。
ワーナーメディアは「ワーナーブラザーズ」など、映画やドラマの制作を行う超有名なメディア企業です。ハリポッターやバッドマン、マトリックスのシリーズは日本でも有名ですよね。邦画として大ヒットしている「余命10年」もワーナーの作品です。
僕は大の映画好きなので有名な作品はほぼすべて観ています。(^^)
が、投資となると別問題。好きな映画だからと言ってちゃんと考えないといけません!
スピンオフでの影響は?
AT&Tがメディア事業に本格参入とかなり話題となったそうですが、僅か3年で撤退が決定。
結果、大失敗の買収劇だったと言うことに。。。
この大失敗により、株主も被害を被ることになります。
それが大幅な減配。
連続増配をしていた銘柄の配当金の減配は大きいです。
だって配当金が高いもっと良い銘柄ありますもんね。。
AT&Tの配当金は昨年の半分になる
AT&Tの配当利回りは現在、約9%。
連続増配年数も36年と、安定した高配当銘柄で、SBI証券の米国株保有人数ランキングで見てもAT&Tは6位と大人気。
株価は5年で半分近くまで下落しているものの、高配当が魅力でした。
けれども・・・
今年、2022年2月1日のプレスリリースで、ついに減配確定。
Additionally, AT&T’s board of directors approved an expected post-close annual dividend of $1.11 per AT&T share, to account for the distribution of WarnerMedia to AT&T shareholders and to size the annual dividend payout at approximately 40% of projected free cash flow1 to enable investment in attractive growth opportunities.
https://about.att.com/story/2022/spin-off-interest-in-warnermedia.html
上のプレリリース原文を要約すると、次の1年で支払う年間の配当金が「1.11ドルになる」という事が書かれています。
減配&一般口座になるので売却します!
減配されても配当利回り4%を超える、高配当株であることには変わりありませんが。。。問題がもう一つあったのでした。
それは払出しが、特定口座ではなく「一般口座」になるということ。
一般口座だと、確定申告を自分でやらないといけなくなります。
特定口座(源泉徴収あり)の場合は、証券会社が税金の計算をし納税までしてくれるので確定申告の必要はありません。
なんで払い出すときに一般口座に入れちゃうのよ。。。ややこしい。
配当金が減る。その上、配当金の確定申告も自分で計算してやんなくちゃいけないなんて面倒くさすぎるので、円安の内に売ってしまう事にします。
その分、他の銘柄を特定口座で買おうと思います!
26.58ドルで3株買って、今19.19ドルか。。。
損しますがこれも勉強代ですね。。。
少ない株数で良かったです!